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2005年12月 5日 (月)

GacktさんとMALICE MIZERの軌跡

家でのインターネット環境がよろしくないので、ブログを書くのが大体職場(笑)。だから、土日はあまり更新できないという現状が。ああ、でも今日はあまり時間がないかもしれません。なぜなら、明日の日程が詰まっているから。仕事内容としては、明日はこれでもかってくらい楽な日程になっているのですが、本当はどうしても抜けられない時間にどうしても抜ける必要がある、というところに問題があるわけで。そういう意味で、明日の日程が詰まっているのであり、そのための準備に、本日は追われているわけで。

明日の予定というのは、名古屋でのGacktさんのライブ。でございます。なぜに平日なのか……。でも、チケットを取ってみたら何年ぶりかのアリーナだったので、これは行かないわけにはいかないだろう。って感じっス。大体、チケットの予約なんて、今年の5月とか6月とかの話で、その時点で12月の予定なんか分かるわけがない。ま、平日だってことは分かってましたけどね(笑)。でも、その時間に、よりにもよって……(去年も全く同じ状況だった気がする。)絶対に自分がいなければならないような時間だったりするんですよね。タイミング悪すぎ。で、何とかかんとか自分がいなくてもできるまでの準備をしておく必要があると。

Gackt、は、一応MALICE MIZERのボーカルだった時にはまったわけですが、今でもMALICE MIZERの曲が大好きです。なんとも劇的で、優雅で、ゴシックを意識した、今までに聞いたこともない個性的な音楽に、度肝を抜かれました。最初は「au revoir」という曲を聴いて、あまりに心惹かれたため、それをレンタルしようとしたのが始まりでした。見つけて喜んでそれを手に取り、ジャケットの裏を見た瞬間、棚に返しそうになりました(笑)。強烈な、仮装に近い5人の見た目にかなりひいたと言うか(^o^;A……悪魔が二人、血色の悪いお人形さんが一人、仮装した人間が二人。いや、怖かった、本当に(笑)。でも、曲がどうしても気になって仕方なかったので、ジャケットはとりあえずおいとくことにして、借りたわけです。そうしたら、あのなんとも切なく、素敵な美しい旋律。たちまち曲にはまってしまいました。

そこで、そのMALICE MIZERなるものが丁度その日の深夜にラジオ番組をやっているということを知っていたため(友人がラクリマクリスティというビジュアルバンドにはまっていたので、同じビジュアルバンドの名前として認識をしていた。)、こんなすごい人間離れした格好の人たちが、どんな会話をするんだろう、と、ちょっと聴いてみようかな、という気になったわけです。深夜だったから、寝てしまったときのために録音のセットまでして。その目的の番組の前に、ラクリマクリスティという大阪出身の人が多いバンドのラジオ番組があって、それも少し聴いたのですが、なんせ関西人が多いゆえに、明るいわ楽しいわ。面白おかしくラクリマのラジオを聴き終わり、始まった次の番組は。

ギギ…ギギィ…………

古く重いドアの軋む音。そして荘重なメロディが流れ、

低い美声で「真夜中のシルブプレ」と、ボソッと囁く声。

さっ……さむっ!こわっ!

ボケツッコミに慣れた頭はガツンと衝撃を喰らってしまいました。2月の真夜中ですよ。真剣に怖かったです。そこで、暗々しく低音トーク。そんな中でさりげなくボケ、みたいな。面白いっちゃ面白いんですけど、あまりにも印象が強すぎて、逆に頭から離れませんでした。そして、更にそこでかかった曲が、「月下の夜想曲」。あの衝撃的な、パイプオルガンをかき鳴らすような始まりに、更にショックを受け、「やっぱりこの人たちやばいよー!au revoirは、シングルだから表向き聴きよい曲だっただけなんだー!!」と、心の中で叫んだ訳です。ところが、この曲が気になって気になって仕方ない。よく分からないけれど、ものすごく心惹かれてしまい、カセットテープに録音したそれを何度も何度も聴かずにはいられなくて、何とはなしに聴いていた中で、その歌詞に「彼は悲しそうな でも嬉しそうな顔して 屋敷に連れてってと 涙を浮かべ僕に抱かれた」というフレーズがあることに気がついて、すごく気になったのです。

「何?これ、物語?」

そう思ったら、もう興味は止まらない。あの低い声を、ラジオの悪い音質の中頑張って聞き取って、歌詞を書き出してみたわけです。そこに浮き上がってきたのは、悲しいピエロとお人形の、二人の物語。その幻想的な物語に、またまた激しい衝撃を受けた自分は、翌週、同じ時間帯でラジオを聴いていたのでした。そこで知るわけです。「月下の夜想曲」が、次のニューシングルであったことを。

これ、シングルなのかッッッ!!!!

こんな激しく個性的な曲が、果たして一般人に受け入れられるのだろうか。いや、自分は大好きだけど。と思っていたら、これがMALICE MIZERのたぶん一番知られることになった曲になりました。初登場でいけば、4位とかの「Le Ciel」などの方が目立っていたと思いますが、月下の夜想曲は結構長い間オリコンランキング百位圏内にとどまっていました。しかも、この曲はPVをみると、曲だけでは分からない物語がまた描かれていて……映像的には大したことないと思うのですが、そこにある物語にはまたもや力一杯殴られたようなショックを受けました。その二人の物語に関わる者たち、それを語り伝える役割を担う者。その物語が伝えられたことで動き出す時間……。その奥の深さに激しい感動を覚えたわけです。

それ以来、MALICE MIZERに惹かれて惹かれて、どんどんはまっていきました。中でもGacktさんが好きだったわけです。あの美声に……その上確信犯的な面白トーク。こんな素晴らしいものが創り出せる人たちがいるということに、心の底から喜びが込み上げてきたのです。

だから、そんな彼らに溝が穿たれ、Gacktさんが行方をくらまし、他の四人のメンバーに糾弾され、一人外れて別々の道を歩むことになってしまったときは、本当につらかったものです。Gacktのインタビューを読んで泣き、他のメンバーの、Gacktを非難する声を読んで泣きました。もう二度と、あの素晴らしい曲には出会えないだろうと思うと、どうしようもなく泣けてきたのです。周りから見てもあまりにも深く傷ついていたらしく、自分の身近な人間が一人、こう言ったのを覚えています。

「何がMALICE MIZERだ。運命的な五人とか、かっこいいことばっかり言って、こんなに人につらい思いをさせて。この人たちに腹が立つ」

うーん、思えばいい奴だ。自分にもそんなふうに思ってくれる人がいたなあ、とふと思い出しましたが。それはそれ、今はGacktさんの話でした。Gacktさんがソロになってから、あのキャラでそれなりに売れ、自分としては、やはり彼の創り出す曲は素敵だと思っているので、ずっと応援しているわけです。反面、どんどんマニアックになっていってしまったMALICE MIZERの方も応援していたのですが、Kamiさんがくも膜下出血で突然亡くなり、遂には活動休止になってしまいました。新しいボーカルさんも入って、インディーズに戻り、自分たちのやりたいようにやってはいたと思うのですが、立ち行かなくなってしまったといった感じでした。Gacktさんの方はテレビに出たり出なかったりですが、今年は東京ドームでのライブをクリスマスに行うことになって、少しずつ業績を上げているように思います。あ、でも今年は紅白には出ないんだったかなー。Zガンダムの映画のテーマ曲とか、昼の連ドラの主題歌とか、あったんですが。NHKに貢献してなかったしなあ(笑)。

でも、Gacktさんの曲の中で一番好きな曲よりも、au revoir、ヴェル・エール~空白の瞬間の中で~、そして月下の夜想曲の方が、ずっとずっと好きです。あれ以上はまれる曲には、なかなか出会えないでいます。

てなわけで、明日はライブ。準備は万端。あとは、明日にどれだけ自分が頑張って穴埋めできるか。せっかくのライブです。楽しんできたいと思います。

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