感想 of のだめ第三話&ワールド・トレード・センター
昨日はお休みだったので、同僚と遊びに行った帰りにいつものお医者さんへ行って、薬と週刊少年ジャンプを5冊頂いてきました……(T T)感涙!お医者さんには先週分と今週分のジャンプが置いてあるので、その前の分です。一ヵ月半くらい遅れて読むことになるのかもしれませんが、それでも嬉しいです。(ていうか、自分買わずに読んでる漫画、本当に多いと思うのですが、その分、お医者さんとか友人とかが払ってくれているのだと思うと、申し訳ないような気がします。)少しずつ大事に読もうと思って、昨日既に一冊読んでしまいました。更に、単行本買うと決めたから、もうWJでは読まないと決めた家庭教師ヒットマンREBORN!も、つい読んでしまいました(笑)。うわぁん、だって、霧の守護者の正体が気になってたんだもん!(←社会人がお子ちゃまの真似してもウザイだけ。)読んでびっくりでしたけど(笑)。
でも、それを読んだおかげで、最近日課のように通いつめているneoさんのWJ感想標的113も読めて、ちょっと幸せでした(笑)。色んなところで面白おかしく突っ込んであって、ほんと楽しいというか。REBORN!が好きな人、特に山本や雲雀、ツナや骸が好きな人は、絶対楽しいと思います。あれが読めるのなら、次も読んじゃおうかな……(←何たる意志薄弱っぷり。)。
昨日はのだめカンタービレ第3話でした。大した進展はなかったのだけれど、とりあえず千秋がSオケの正指揮者になりましたね。今回はそのための話だった気がしますが、おっきなコントラバスを抱えたさくらちゃんの話は原作にあったとおりだった気がします。すごい貧乏で…父親がバイオリンを集めていて、なんていう話も、確かあったような。これ、主役はのだめだと思うのですが、のだめというより、今のところ千秋成長記的な流れになってきてますね(笑)。千秋を触発するのは今のところのだめですが、のだめに触発されて成長していく千秋に触発されて、のだめ自身も成長していかなくてはね!この話、まだまだこれからです。
あいかわらずのだめの千秋にぶっ飛ばされるっぷりは笑えますね。千秋も女の子を(女の子だと認識しているとは思えないけれど)よくもまあ、あれだけ潔く思い切り殴る殴る(笑)。あれは殴るというより、千秋なりのツッコミのような気がしてきました(笑)。
しかし、シュトレーゼマンはすごい指揮者だということは分かったものの、人としてサイテーですね(笑)。確かに原作どおりなのですが、この辺が実写になると竹中さんの演じるあのキャラが本気で腹立たしくなったりします。が、この流れは千秋が指揮者として一歩を踏み出すためには欠かせないエピソード。シュトレーゼマンが千秋に散々な思いをさせるのは、まだまだこれからです。こんなところでつまずいてはいけないはず!頑張れ千秋。とりあえず、「(バイオリンが大切なのは)娘よりもですか?娘が音楽をやりたい、と思う気持ちは、4億するこのバイオリンよりも価値のあることではないのですか?」というような台詞を言えるほどに、成長してきていますから。Sオケメンバーにも好かれ始めているし。SオケとAオケの対決はもうすぐでしょうか。そのときのSオケが楽しみです。
先週からアニメのD・Gray-man、DEATH NOTEが見られないまま今日を迎えてしまいました。仕方ない、今週は三連休だし、見る暇くらいあるだろう……。と、ビデオをセットしました。こんなとき、一人暮らしだったら好きなだけビデオ見られるのになあ。(←いや、自分の部屋で見ようと思えば十分見ることができるはずだけれど、綺麗な絵を期待している分、どうせ見るなら綺麗に映るテレビで見たいだけ。ついでに、自分の部屋で見ると、そのまま眠りについて朝まで起きないという危険性がある。←そうなると、深夜番組の録画予約が働かず、録ることができない。これまで何度も同じ失敗を繰り返して懲りている。)
昨日同僚と遊びに行った折、一本映画を見てきました。「ワールド・トレード・センター」です。こちらをこれから見ようと楽しみにしておられる方がいらっしゃいましたら、この先はお読みにならないよう、気をつけてくださいね。(←そんな注意事項、たぶんいらないけど(笑)。)
自分は基本的にそんなに映画を見に行くほうではないのですが、一緒に行った同僚はとても一般的な思考の持ち主だったので、「やっぱ映画館で観るなら洋画だよね。今一番いいのは、やっぱワールド・トレード・センターかな」とさらりと決めてくれました。もうちょっと早くに観にいけたのなら、パイレーツオブカリビアンのデッドマンズチェスト、だったかを観たかったけど、もう既にDVDの予約すら始まっているような映画は、やってるはずがなく(笑)。まあ、人気も上々のようだったし、あの9月11日のN.Y.の悪夢を、どんなふうに映画化したのかな、という興味もありましたので、観てきました。
まず感想を一言言うとしたら、「重い!」という言葉でしょう。何が、というと、やはり精神的に来る、という感じです。でも、それだけではないと思います。あれがどれだけ重い罪だったのか、というのを、苦しんだ人々の視線から見てひしひしと感じたし、そして何より、2千人以上の命がたちまちのうちに消えて、それでもその内たった二つの命が助かるために、どれだけの苦があったのか、労があったのか。どれだけの人々の力が必要だったのか。それにどれだけの価値があったのか。生きるということの価値の重み、命の重み。そういうものが心にずーんとのしかかってくる映画でした。
もちろん、あれはアメリカ目線で作り上げられた映画です。けれど、真実助かった二人の警察官の証言を基にしてあるだけあって、苦しんだ長い時間がかなりリアルに描かれていて、これほどの苦しみに、それでも耐え抜いた二人の警察官の意志の強さと、そして危険を顧みずに真っ暗な夜に、生存している人がいる可能性を重視して見回ってくれていた人たちと、奇跡的に助け出されるまでの家族の苦悩と悲しみと絶望と。本当に重いなあ、と思いました。けれど、もちろん、それを見たことを後悔するようなものでは決してありませんでした。悲劇の中に起こった奇跡、そしてその奇跡を起こすために関わった人たちの暖かさ、力の大きさ。旅客機をビルに命がけで突っ込ませ、大量の命を奪ったのも人なら、たった二つの命のために全力を尽くし、感動の渦を巻き起こしたのも人。どちらの人でありたいのか、なんて、書くまでもありません。けれど、命ひとつがこれほどまでに重い、価値のあるものだと、全世界の人に知ってもらいたい、と改めて思いました。
たとえば、自爆テロを起こすような人々。この世界を変えるために命を投げ出すのなら光栄。そう言って、まだ生きていたい人々を巻き添えにして自らの命を捨てる。この行為の愚かさを、どうしても理解して欲しい。命ひとつの重みが分からないから、そういう考え方ができるのではないでしょうか。
あと、こういうのはひどいことかもしれませんが、いじめを苦に自殺する子供たち。たしかに、いじめをすることは最低です。人として、そうすることで人がどれだけ傷つくのかが分からない人間こそ、生きている価値がないとさえ思いますが、命というものがどれだけ重いものなのか、もう一度見直してもらいたい。その命ひとつで、この先どれだけの時間が味わえるのか。人生嬉しいこと半分、辛いこと半分といいますが、本当にそのとおりです。些細な楽しみや幸せを見つけて、それに幸せを感じることができる人間でありさえすれば、その人生は嬉しいことが多くなるだろうし、辛いことばかりを見つめて、その辛さから這い上がる努力をすることを忘れて、その辛さに埋没してしまう人間であれば、幸せや喜びをあっさりと見逃して、楽しむということを味わえずに「嫌だいやだ」と後ろ向きに生きなければならなくなる。自分の中の教訓のひとつに「辛いのは逃げているからだ」というものがあるのですが、逃げなくても辛いことはいっぱいあります。けれど、逃げてしまえば後悔とか情けなさで自分がきっと押しつぶされてしまうでしょう。そんなものは、いじめられたことがない人間だから言えるんだ、という人がいるかもしれません。でも、自分は決してそうではないと思うし、そこから立ち直った人だって、数え切れないほどいるはずです。本当に死ぬ気になったら、現状を打開することもできると思うのです。
はぅ。これって、REBORN!の死ぬ気弾と同じ考え方じゃ……!なんて深いんだ、REBORN!(←つーか、もしかして自分が浅いのか?!)おかしい。まじめに考えていたはずなのに……。
てな感じで、馬鹿ですがたまにはまじめな映画を見て、まじめなことを思ったりもする紫月でした。
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